2019
11.12

三星毛糸の生地がジャパン・テキスタイル・コンテスト2019でグランプリを受賞しました。

お知らせ

国内最大の毛織物産地である尾州にて毎年開催されている、ジャパン・テキスタイル・コンテスト(主催JTC開催委員会)が今年も開催され、今年は弊社が応募した「ヌメロ・ラーナ(ぬめりのある新しいウール)」が最優秀であるグランプリ(経済産業大臣賞)を受賞しました。

<ヌメロ・ラーナ>


11月8日発行の中部経済新聞にも掲載

ジャパン・テキスタイル・コンテストとは全国規模では唯一のテキスタイルコンテストで、テキスタイル産業の技術力・デザイン力の強化と人材の発掘・育成、ビジネスチャンスの創出を目的として行っています。

なお今年度の受賞者一覧はこちらからダウンロードできます。
https://www.fdc138.com/jtc/pdf/result20191031.pdf

今回受賞した「ヌメロ・ラーナ(ぬめりのある新しいウール)」の企画意図を以下に抜粋しますのでご参考になれば幸いです。

ウールの新しい一面を引き出し、カシミアにも匹敵する“ぬめり”を表現した。一見、紡毛かと思わせる厚みのある生地ながら、80双糸の梳毛を二重織りすることで、目風は細かく、柔らかいタッチとなった。その風合いを活かすべく、整理加工でスケールオフと毛羽焼きを施すことで、より繊細さを増している。トップグレーの色調は軽やかでありながら禁欲的な優美さ。スプリッタブルなので一枚仕立てのコートやジャケットに最適。

また、サステナビリティ・ラインとして企画した「オーガニック・ウール・デニム」も優秀賞を頂戴しました。こちらは既にスーツやコートなどとして、製品化されているものもあります。今後も三星毛糸では他にはない独自性のある素材開発を行っていこうと思いますので、宜しくお願いいたします。

<オーガニック・ウール・デニム>