08.06
ISETAN × mikketa vol.3 – 試作品打合せ+工場見学@岐阜
今回は伊勢丹のバイヤーさんが、岐阜県羽島市にある弊社にお越しいただいた時の様子です。
「産地のものづくりを実際に見たい」というご希望をいただきましたので、
mikketaがどのように生まれるのか、この日は試作品のチェックも含めて工場見学も行いました。
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協働開発商品の試作品の打合せの様子です。
当日はmikketaプロジェクトリーダーの岩田がMINE BY 3Mさんにインタビューしていただいたため、
せっかくなので打合せ風景も撮っていただきました!
(その時のインタビュー映像はこちら→http://www.mine-3m.com/mine/news/movie?news_id=173)
打合せでは実際にサンプルを着用して着け心地を確かめていただいたり、
実際の使用シーンを考えながら細かな修正点を確認しました。
最初から全てを作りこむのではなく、スピーディにサンプル制作をして
手で触りながら改善を繰り返すのもmikketaの流儀です(笑)
その後はmikketaアクリルを作ってもらっているアクリル加工工場さんへ。
糸入りアクリルの作っている作業を見せて欲しいとお願いしていたら、
「実際にやってみます?」と、その場でワークショップを開いていただけました!
まずはそれぞれ好きな色のアクリル板と余り糸を選んでスタート。
どの色にしようか迷うのも楽しいものです。
次に色つきアクリル板の上に余り糸をほぐしながら置いていきます。
色のバランスを見ながら慎重に。
上からアクリル樹脂の液体をまんべんなく垂らします。
樹脂はトロリとして水あめのよう。
最後に透明のアクリル板を上から重ね、ギュッと押さえ付けて完成です。
気泡が入らないよう、空気を押し出しながら少しずつ押さえていくのがなかなか難しかったです。
記念にみんなでパチリ。すごく楽しいワークショップを終え、みんな満足そうな笑顔です。
その後は三星テキスタイルグループの整理工場へ。
大野工場長から染色整理の機械について説明を聞きました。
普段見ることのない機械に、バイヤーの方達も真剣に見入っておられました。
ものづくり見学ツアーの最後は丸編のニット工場へ。
色とりどりの糸巻きがズラリと並ぶ姿は圧巻です。機械の細やかな動きに感心しきりのお二人。
バイヤーさんには「完成品だけではなく、ものが生まれるプロセスを知る事で、
お客様により商品の価値や作り手さんの思いを伝える事ができそうです」と言っていただけました。
伊勢丹でのポップアップ期間中、8/16と8/23にはアクセサリーワークショップも予定しています。
みなさんにも発見と工夫のプロセスを楽しんでいただければと思います!