2017
10.26

「地域との共生」事業:羽島市・正木町不破一色自治会さまと合同の防災訓練を実施いたしました。

お知らせ

2017年10月21日(土)に昨年防災協定を締結した羽島市・正木町不破一色自治会さまと合同で防災訓練を行いました。
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当日は台風が接近していたために天気も危ぶまれていましたが、
訓練を終える間際までなんとか雨も持ちこたえて無事に終えることができました。

これまでは弊社の社員だけで毎年防災訓練を行っていましたが、
昨年防災協定を締結させていただいた正木町不破一色自治会さまにお声がけさせていただき、
羽島市、羽島市北分署、羽島市防災研究会、株式会社アンシンク、旭化成アドバンス、(敬称略)
の皆さまのご協力の元、総勢約200名という例年より大きな規模で開催することができました。
関係者の皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。

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さて当日の訓練内容は、
地震を想定して避難をしてから、初期消火、搬送、救急という3つを行う設定で、
弊社は事務所や工場からの避難をして消火やけが人の搬送をする流れ。

地域の方々は防災協定によって認められた施設利用に基づいて弊社まで避難してきたところ
三星の敷地でも火が起こっているという想定をしていただき
避難の際にご自宅からバケツを持参いただきました。
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こちらは訓練1つ目の初期消火訓練のうちバケツリレーの様子
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消防の方々に大量の水を用意いただきバケツにそれを汲んで全員で火元まで運ぶという流れ。
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水場の近くの人は常に汲み続けることになるので何人かで交代して回します。
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設置した火点を指さし、消火の号令をかける不破一色区長。
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実際火があることを想定して少し離れたところからバケツで水をかけます。

このバケツリレーは最近では「(場所的に)水をかけられない」「準備や後処理が大変」
という理由でめっきり減ってきた訓練ということでしたが、
今回の共同訓練では羽島市と羽島北分署のご協力でこのような形で実現することができました。

さらに初期消火の訓練では水消火器を使った訓練も。
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訓練2つ目の搬送訓練は毛布とポールを使ってけが人を運ぶ、という訓練を行いました。
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簡易担架を準備する際のポイントは毛布を滑り落ちないように巻くこと。
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訓練は人形を使って行いましたが、実際に大人が乗っても軽々と運べました。

そして最後の救急の訓練については、AEDのデモ機や実機をご用意いただき、
使用方法の説明や実際に使ってみるところまで行いました。
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今回の訓練には旭化成アドバンスさんにもご参加いただき、
三星グループでも設置させていただいているAEDの実機をお持ちいただき、
訓練の時も実機を使ってデモをしていただきました。
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こちらの機器はホワイトハウス等にも設置されているとのこと。

各所の訓練時間自体は短い設定でしたが、
防災研究会の方や羽島市危機管理課の方の段取りもあり
非常にまとまりのある訓練が行えたと思います。

また今後も地域との連携を深めるべく定期的な訓練や取り組みも企画しておりますので、
随時こちらでお知らせをいたします。

※10/27追記
今回の共同防災訓練が10/27付の岐阜新聞に掲載されました。
171027-岐阜新聞掲載-防災訓練-01-切り抜き