2019
07.23

LGBT研修を行いました

お知らせ

7月23日(火)に外部の専門家をお招きしてLGBT研修を行いました。
参加者は弊社社長、執行役員、総務・人事担当、外部団体(一宮市役所、岐阜毛工、羽島商工会議所…敬称略)と、会社の枠を超えて業界/地域の方と合同で行いました。

研修はLGBTに限らず、性を入口に「自分自身とは何か」「多様性とは何か」ということを今一度深く考えさせられることも多く、一方的に話を聞くだけではなく間にグループワークもあり問題も出題されたりと時間が過ぎるのがあっという間と感じるほど素敵な内容でした。

その内容自体はあまり詳しくは書けませんが、少しだけその中身をご紹介すると…

・一般的にLGBTと一括りにすることが多いが、実はLGBは「性的指向」、Tは「性自認」のことを指していてそれぞれについて悩みや解決する課題が異なる
・ダイバーシティを推進するための環境とは環境・制度面も必要だが、実は配慮等のコミュニケーションとの両輪が大切。
・一方的に押し付けるコミュニケーションではなく選択肢があるような設計が必要。
・「きちんと知る」「社内浸透」「外部発信」の順番で行うのが最もいい流れ。
・カミングアウトされた際は「言ってくれてありがとう」、少しでも分からないことがあれば「教えてください」と伝える。

等々、この抜粋だけでも非常に大きな学びになるのではと思える内容の研修でした。

また、研修終了後は簡単なアンケートを参加者からもらいましたが、以下に一部抜粋して記載させていただきます。

・カミングアウトを受けたとき無意識に傷つける会話をしていたと思うので、話してくれて「ありがとう」と自然に言えるようにしていきたいと思う。
・無意識に「男」と「女」しかいない世界での価値観ですべてをはかっていたことに気づかされたので、世界の可能性を拡げることにもつながるのではと強く思う。
・事前に注意すべきことを知ることができたのは貴重な体験だった。
・日本はもともと多神教(宗教)で受け入れる土壌は十分あると思う。
・世の中がすべてを認めるフリーな社会になることを強く願う気持ちになりました。
・特別視しないで対処していくには配慮が必要だと学んだ。
・すでに昔からある価値観とのバランスが難しいと思っていたが、改めて共存なんだなと思った。
・家族がカミングアウトしたら?という問いが自分事としてしっかり考えるスイッチになった。
・LGBTという定義が分かりやすいだけで、個々と向き合うという点においては根底にあるものは同じだと認識した。

専門家の先生、参加者の皆さま、貴重なお時間を過ごさせていただきありがとうございました。