老舗企業とスタートアップの共創をテーマにした「TAKIBI & Co. Fes Tokyo」が、2025年2月26日に東京ミッドタウン八重洲で開催されました。
中小企業庁の後援のもと開催された本イベントには、全国から506名が参加。
行政、企業、教育機関、学生を含む多様な関係者が集い、アトツギとスタートアップの連携促進を実践的に体現する場となりました。
ここからはタキビコフェストーキョー当日の様子を写真でご紹介します。
各セッションは満席が続き、特に注目を集めたオープニングセッションでは立ち見があふれ、急きょ別会場への中継対応が行われるほどの盛況ぶりでした。
全14のセッション
オープニングセッション「レジェンド⇄チャレンジャー『未来への期待』」の様子
会場に集った皆さんは、タキビコを支える“プロ参加者”。
イベントの成功は、この場にいる一人ひとりの関わりによってつくられていきます。
続くセッション「”The Open Innovation” スタートアップ共創ピッチ for アトツギ」では、タキビコ常連のプロ参加者が審査員として登壇。熱量の高いピッチが次々に繰り広げられました。
全国の若手町村長が集結した「アトツギ×スタートアップ×地域の未来」では、神奈川・京都・長野・奈良・山形の町長たちが登壇し、それぞれの地域での取り組みと未来へのビジョンを語りました。
「老舗企業も負けてない!新規事業をベンチャーキャピタリストに真剣ピッチ」では、歴史ある企業による挑戦に対し、VCから真剣なフィードバックが寄せられ、まさに本気の共創が生まれる場に。
クローズドで実施された「他では聞けない/話せない…事業承継深堀りトーク」では、参加者限定・非公開の空間だからこそ、本音が交わる貴重な対話が展開されました。
セッションは常に3会場同時開催。「ビジネス最前線『事業変革&産業創出』に効くブランディング」でも、熱心な参加者が会場を埋め尽くし、実践知の共有が行われました。
アワード受賞者が集結した「『アトツギベンチャー』の可能性」では、時間が進むにつれ立ち見も増えるほどの盛り上がりを見せ、参加者の関心の高さを実感しました。
タキビコ名物「お悩みピッチ(アトツギ×スタートアップ共創バージョン)」がスタート。
登壇者がリアルな悩みを共有し、それを受け止めた“お助け隊”のプロ参加者たちは、あくまでアドバイスではなく、自らの経験をシェアすることで応えました。「クロッシングの連鎖∞全国に広がる共創コミュニティ」では、全国で共創の場を育ててきた実践者が集まり、地域を越えたつながりの可能性を議論。未来の共創地図が垣間見えるセッションとなりました。
場所を移して、スタジオ会場へ。
「次世代リーダー/若手育成クロスメンタリング・ワークショップ」では、自社の中だけでなく“他社から学ぶ”人材育成の新しい形が体現されました。「多様なイノベーターから学ぶアントレプレナーシップ」では、異なる分野の起業家たちが登壇。多様性を受け入れることで生まれる新たな価値を、具体的な事例をもとに語りました。
「チームが土台!組織マネジメントの難しさと魅力について徹底討論」では、参加者からの鋭い問いも飛び交い、深い議論が展開。
ここまでのスタジオセッションはすべて非公開、本音で語る臨場感が光りました。スタジオ最後のセッションは「驚きのアトツギ×スタートアップ共創事例紹介」。
“クロッシングから共創が生まれる”と掲げてきたタキビコですが、実はこの1年で34件もの具体的な共創事例が生まれていることが明かされました。
Give and Given クロッシングパーティー(交流会)
そしていよいよ、タキビコ恒例「クロッシングパーティー」がスタート!
乾杯の音頭は、タキビコを企画・運営してきた三星グループ代表 岩田真吾。
会場に集まった500人を超える参加者が、1つの空間で交わる瞬間となりました。